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株式会社システムピース

第8期を終えるにあたって

代表の花田です。


第8期も11月30日で終わりますが、お陰様で今期も増収増益となりました。
受託が好調で、常駐支援と比べて1人月の売上が約150%高いので、対応する1人当たりの売上と利益率がかなり改善されました。
またそのお客様が中小企業で弊社が元請で対応している為、サービス業として課題解決する業務が出来た事がとても良かったと思います。

また今期は業務から手がだいぶ離れた事で社長業に専念出来た1年でした。
自分にとって今何に時間を使うべきか取捨選択しながら、余裕を持って会社のことを考える時間を出来る限り作っておくことで、業務担当者への指示と、報告を受けた際に色んな角度から検証した結果の決断が出来たのではと思います。

ただ反省点も多々あり、受託では、元請としてサービスを提供している中で、品質について改善を求めれる事がありました。担当の社員任せになっていることが原因で、会社としてある程度統一された品質を作る必要があるのではと感じました。

社内でも、組織化して権限移譲したことによる課題が出ました。
「部門長=役職者」として権限移譲した為、どの役職がどこまで何をやるのか線引きをしていなかった事により役職者からの不満が出て、かつ役職者への教育も会社で一貫した取り組みを行っていませんでした。
中々難しいもので、なんとなくこんな感じと伝えて自分なりにやってくれる者もいれば
明確に提示してくれないと、自分はどこまでやるのか、またやっていることが見合っていないと感じる者もいて、色々と考え直した1年でした。
まだ詳しいことは言えませんが、9期は社員それぞれのタスクの洗い出しと評価方法、その教育に本気で取り組んでいきます。

また、財務会計管理会計、財務戦略について考え直した1年でもありました。
今までは毎月、自身の試算表ベースで確認していたのを、税理士と連携して損益計算書ベースで確認しながら戦略を考えていった結果、投資がうまくいった部分やリスク回避出来たことが沢山ありました。
受託も約4,000万円売上を占めるようになりましたので、キャッシュフローについて考え直す時期なのかと思い、内部留保や資金調達も視野に入れて行かなければと感じています。

 

 第9期もスタートダッシュで色々と仕掛けていきます。